チェインクロニクル3 6周年特設サイト

はや6年、というべきでしょうか。
どこからか流れ着いた記憶喪失の少女フィーナと、名もなき義勇軍を率いる主人公たちが出会ってから、それだけの年月が経ちました。
それは現実世界での時間という意味だけでなく、実はチェインクロニクルの物語世界においても同じくらいの時間が流れています。
実際のメインストーリーの時間軸というのは明らかにされていませんが、義勇軍が旅立ってから黒の王を倒すまで、その後世界中を巡っていた時間、そして新しい主人公たちの旅、全部あわせて1年未満ということはないでしょう。そして第2部と第3部の間で5年の時間が経っています。なのであわせると6年くらいの時間が経ったことになります。
6年前、ユグドに流れ着いたか弱き少女は、義勇軍に導かれ、過去を取り戻し、使命を見出し、それをやり遂げることで、大きな成長を遂げました。
そして今は、新たな苦難に見合う少年少女たちを導く存在になっています。
あのオロオロしていたフィーナが立派になって……、と感慨深いですが、思えば現実の世界でも6年あれば小学1年生が卒業して中学生になります。
彼女の冒険の軌跡は特別なものかもしれませんが、彼女の成長自体は特別ではなく、誰しもに起きうることなのかもしれません。
皆さんは、6年の間にどんなことがあったでしょうか？
楽しいこと、悲しいこと、現実でもたくさんの物語があったのではないでしょうか。
同じように、義勇軍の仲間たちの間でも、多くのドラマが紡がれました。
フィーナだけでなく、カインも。マリナも。ユリアナも。ファティマも。シュザも。みんな、それぞれの物語を背負ってこれからも歩いていきます。
（そして未来だけでなく過去すらも紡がれる年代記の世界では、失われてしまった者たちの物語も、さらに紡がれていきます）
これだけの長きにわたり、彼らとともに歩んでくれた皆様、本当にありがとうございます。
7年目の今年も、彼らの物語はまだまだ広がっていきます。
あっと驚くストーリー、笑みのこぼれる仲間たちのエピソード、胸の熱くなる絆が、続いていきます。
皆で一緒に、泣いて笑って熱い１年を、送っていけたら嬉しいです。